歯並びが綺麗だとこんなにも印象が変わる!?理想な歯並びとはどんな歯並び?

こんにちは。 しぶかわ歯科クリニックです(*^-^*)

歯並びが気になっていると思い切り笑えなかったり、笑うときに口元を手で隠してしまうことが癖になっていたり、せっかくの楽しい会話がもったいないですよね。

コロナ禍でマスクが日常になった今、口元を隠せるからマスクが手放せなくなったという声も多く耳にするようになりました。

逆に言うと、マスクをすることが当たり前になった今だからこそ、歯科矯正をするチャンスであるとも言えますよね!

マスクをしていれば、歯科矯正のワイヤーやマウスピース矯正をしていても誰にも気づかれないと言うメリットがあります。

歯並びが気になって矯正をする場合、時間もお金もかけるので、当然ながら仕上がりが大事です。

一般的に言われる『理想の歯並び』とは、どのようなものなのでしょうか?

理想の歯並びとは

「美」を追求する人の中には、“歯”を綺麗にしたいと考える人もいらっしゃいます。美意識はかなり個人差があるので、考え方は多様ですが、一般的に綺麗と言われる歯並びがあります。

歯並びが綺麗な人は、清潔感があって、それだけで美しく見えます。特に芸能人の歯並びなんて見惚れてしまいますよね、

理想的な歯並びとは、ただ単に歯が綺麗に並んでいるだけではなく、歯の大きさや、顔の中心と歯の中心が合っていてバランスが取れていることなども要素に入ります。

綺麗な歯並びの条件とは

実は歯科医師が理想とする『綺麗な歯並び』にはいくつかの条件があります。

正中が合っている

正中とは、上下の前歯の中心になる線を「正中線」といいます。上下の歯をかみ合わせ時に正中線がほぼ一直線になっていて、顔の中心の線上にきていると、左右のバランスが理想的です。

歯の大きさ

顎の骨に並んで生える歯の大きさが均等でない、歯の大きさがアンバランスだと歯並びに大きく影響します。

歯の大きさが標準より大きいとうまく配列できずに不揃いになって生えてしまいます。逆にはが小さいとスキッ歯になってしまい、見た目に影響します。土台になる顎の骨の大きさと歯の大きさのバランスが取れていることも重要な要素です。

出っ歯・受け口の要素がない

まず前提として反対咬合ではないことが理想の歯並びの条件です。

かみ合わせた時に、上の歯の方が下の歯よりも2~3㎜出ているのが正常な状態です。それ以上被さっていると『過蓋咬合』といって噛み合わせが深い状態なので理想的ではありません。

また反対咬合で受け口の方は、下の歯が前方に出ている状態です。

上下の歯が交互に噛み合っている

正しい噛み合わせは、奥歯で噛んだ際、上下の歯が交互に噛み合っています。

前歯が噛み合っている

上下の前歯同士が当たっている状態です。一見綺麗な歯並びに見えても前歯同士が当たっていないと「開口」と呼ばれる不正咬合になります。

出っ張った歯がなく綺麗なU字のアーチ状

理想の歯並びは出っ張った歯が一つもなく、美しいアーチ状で生え揃っていることも条件に入ります。

この他にも、顎を動かした時に音が鳴ったり、違和感を感じないことなど、多くの要素が含まれるので、「理想の歯並び」とは、必ずしも見た目だけの問題ではなく、歯や顎の機能の問題も含まれます。

理想の歯並びによって得られる好印象

“第一印象は口元で決まる”と言われるほど口元が綺麗だと男性でも女性でも、誰であっても必ず第一印象が良くなります。

口元が明るいと笑顔の印象が強く印象に残り、“明るい表情の人“といった印象も強くなるのです。逆に歯並びが良くない方はそれを気にして、人前で思う存分笑えないと言う方が多いのが現状です。

実際に矯正を終えた患者様から「矯正をしてから思いっきり笑えるようになりました」と言うお声が一番多く耳にします。

自然に笑えるようになると相手の話をきちんと聞けるようになって、会話がスムーズになると言うことをおっしゃっていた患者様もいます。そうなると、会話をしている相手に与える印象も大きく変わり、「明るくて楽しい人だな」といった印象に変わることと思います。

自信を持って笑えるようになることでポジティブになり、ご自身のメンタル面にも相乗効果を与えます、

・笑顔に自信が持てる

・ポジティブになる

・横顔美人になる

・顔の印象が変わる

理想の歯並びを手に入れると、いくつものプラスの効果があります。

横顔美人になると言うのは、鼻と下顎の先端を直線で結んだものを「Eライン」といい、上下の唇がこのEライン上か、やや内側に収まっていることが、重要な観点とされています。反対咬合であったりすると、Eラインのバランスが崩れてしまいます。

顔の形が整う効果も!?

顔の輪郭が左右対象ではない方が矯正を終了すると、顔が均等になっていると気がつかれる方がいます。

これは、矯正前までは噛み合わせが悪かったことで咀嚼するたびに使っていた筋肉のバランスが変わり、今まで使いすぎていた筋肉が休まり、今まで使っていなかった筋肉が使われることで顔の輪郭が均等に整い、シャープな顔立ちになる方も中にはいらっしゃいます。

最後に

歯科医師が求める「理想の歯並び」と患者様が求める「理想の歯並び」にずれが生じることもあります。

あくまでも患者様ご本人が求める理想の歯並びに近づけるようにするには、しっかりとしたカウンセリングによって意志のすり合わせを行う必要があります。

歯科医師の理想の歯並びはあくまでも、医学的観点から見ている要素が強い面があります。しかし、矯正の問題である「後戻り」の問題もありますので、患者様の理想の歯並びが持続するよう医学的要素から矯正治療のステップを踏む必要もあります。

どちらにしても、矯正治療で満足した結果を生むためには、患者様と歯科医師がしっかりと話し合うことがとても大事なのです。